私たちのこと
Our story.

2018年にスタートした「LIGHTS」は6人の仲間たちと始めた「食の多様性」を目指した福岡市大名にある1年間限定のレストランでした。
”未来に光をあてる”という意味を込めて名付けられ、どんな人でも同じテーブルを囲めるヴィーガン料理推進店として動物性の料理も取り扱う仲間と多国籍創作料理を提供しました。

植物性のメニューや企画を担当していたスウェーデン出身のシェフリキャとその妻じゅんこは契約期間終了後「LIGHTS Vegan team」として独立。

プロジェクトが最初に始まったレストラン営業をしていた店舗にて。

プロジェクトが最初に始まったレストラン営業をしていた店舗にて。

その後も仲間と共に1日400人の国際会議からプロアスリートやオリンピックメダリストの公演ケータリングなど幅広い分野の業界でのフードを担当。コロナ渦の2020年4月から渡辺通にて予約制テイクアウトやケータリングを1年間運営した後、よりおいしく新鮮な野菜を求めて福岡市から八女市へ2拠点移住。

店舗を持たずに営業するポップアップ営業や期間限定のウェブショップなどに活動を移し、オンラインではリピーターが半分以上で期間中ほぼ毎回完売。

作品を販売するだけでなく学びの面でも活動、植物性の食の重要性を老舗の百貨店岩田屋や国立九州大学などでも講義を担当・企画。

山間部にある奥八女の自宅では2021年からオーガニック菜園にもチャレンジ。移住4年目の今は、不耕起、無農薬、無化学肥料の自然栽培でフードフォレストを目指し少量多品目の野菜やハーブ、果樹などを育てています。

2024年からはヴィーガン料理や菜園体験のできる民泊、宿食と労働を交換する「ファームステイ」の受け入れなども行い、自然に寄り添うサステナブルなライフスタイル体験や、気軽においしい植物性の料理に触れることのできるきっかけづくりを提案しつづけたい。

なんでも一から手作りし、いろんな国のいろんな料理のオリジナルレシピを一からクリエイトするのが大好きなシェフ、リキャの料理実績は2008年ごろから。日本語学校を卒業した後、4年ほどフレンチ菓子業界で働き最終的にはパティシエとなりましたが、より健康的な食事をつくることを目指し菓子業界を卒業。福岡の飲食店などで働きながら、リモートでスウェーデンの大学にてパブリックヘルス学科(健康増進ならびに予防医学)学士号を取得し卒業。その後、友人と2人でてづくり天然酵母パンでサンドイッチをつくりDIY自転車で移動販売する「Son of a Sandwich」を運営、調理を5年近く担当しました。

そして2018年初旬、妻のじゅんことヴィーガンを目指し始め、100%植物性の食事を提供できるプロジェクトへの活動へ。

妻でもありビジネスパートナーでもあるじゅんこは、北九州市出身。福岡市で高校のデザイン科を卒業後、実家が経営していたアパレルに5年勤務。その後1年間イギリスへ留学。そして福岡市内へ移り音楽業界へ転職。14年間の音楽業界での経験を活かしウェブマガジン運営、広告業、ライター、アーティストエージェントなどの仕事を担いつつ、もっと地球環境のためになる仕事を模索していた中ヴィーガンを目指すようになり、このプロジェクトで初めて夫のリキャと組んで料理を提供するようになりました。

壮大な自然の恩恵を受けることのできる奥八女に移住してからは、食が生まれる菜園や自然とのつながりに魅了され、循環する無駄のない生活に精神的にも肉体的にも満たされ解放された感覚に…。この経験をまだ体験していない人たちにシェアしていきたいと思っています。

自分の畑だけでなくその外に広がる自然に寄り添う、古く新しい毎日の過ごし方を実験と失敗を繰り返しながら、先住者の大先輩たちに学びながら共感できる仲間たちと夫婦2人で、自然と繋がることのできる「おいしい」場所づくりに力を入れています。


◆じゅんこが書いたヴィーガン料理についての記事◆
REALLOCAL.JP 罪悪感ゼロ「ヴィーガンフード」の美味しいアドベンチャーライフ

◆読売新聞デジタル版「ささっとー」によるホームステイの取材◆
八女でビーガン体験のホームステイ 古民家、薪風呂、おいしいご飯が最高にチルい